こんにちは、ウェブ・マーケティングディレクターの清水です。

今回は、デジタル庁が運営する、国や自治体の補助金・助成金が一覧できるポータルサイトであり、電子申請ができるシステム「jGrants」をご紹介します。

中小企業のための補助金・助成金や、デジタル化やDXに活用できる事業なども調べる事ができますので、ぜひ活用してみて下さい。

jGrantsとは

jGrants(読み: ジェイグランツ)はデジタル庁が運営する、国や地方自治体の補助金・補助金が検索でき、電子申請も行えるシステムです。

検索条件を絞り込んで、目的の補助金や助成金を一覧する事ができます。

この検索条件を活用する事で、デジタル化やDXに利用できる補助金・助成金が一覧できたり、中小企業向けの補助金・助成金を探したりできます。

jGrantsを利用すれば申請もインターネットを介して行えるため、申請業務の効率化にもつながります。

申請にはGビズIDが必要

jGrantsから電子申請を行うには、GビズID(gBizID)が必要になります。

GビズIDとは、1つのアカウントで様々な行政のサービスを利用できるサービスです。

GビズIDには3つの種類があるのですが、特に理由がなければ、会社代表者・個人事業主が対象で、書類審査が必要ですが使用可能な行政サービスが豊富な「gBizIDプライム」を取得しておくのが良いでしょう。

GビズIDに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

補助金・助成金の探し方

jGrantsには全国の補助金・助成金が登録されています。
そのため、検索機能を活用すると、自社に関係する補助事業に辿り着きやすくなります。

検索機能には、次のオプションが用意されています。

• キーワード(任意の単語で検索)
• 業種
• 従業員数
• 対象地域
• 利用目的
• 募集中かどうか

キーワード検索を利用する場合は、「コロナ」「デジタル」「DX」「スタートアップ」「新規事業」「販路開拓」等など、やりたい事や課題などを入力してみて下さい。

会社のある都道府県が実施している補助事業を検索する場合は、「対象地域」のプルダウンを活用すると補助金・助成金の一覧が表示されます。

jGrantsでの補助金・助成金の申請の流れ

事業によって詳細は異なりますが、jGrants経由での補助金・助成金の申請の流れはおおむね以下の通りです。

1. 補助金・助成金を検索
2. GビズIDでjGrantsにログイン
3. 公募の内容を入力して申請
4. 審査結果のメール受信
5. 採択が決定したら、「マイページ」から対象の補助金を選択し、必要事項を入力して申請
6. 事業開始
7. 事業開始後、必要に応じてマイページから手続き
8. 事業完了後、「マイページ」から実績報告を提出
9. 補助金額の確定メールの受信
10. 「マイページ」から「精算払請求」を行う
11. 補助金等の受け取り

マイページ機能

申請の流れでも触れましたが、jGrantsにはマイページ機能が用意されています。

マイページには、申請した事業の一覧が記録され、それぞれの事業の進捗状況、事業開始日、事業終了日といった情報が一覧表示されるほか、各事業の詳細画面では、交付決定額なども確認できます。

jGrantsを利用して補助金・助成金を見つけよう

jGrantsを利用すると、全国の補助金・助成金を一覧でき、目的に応じた補助事業の検索、申請、報告を効率的に行う事ができます。

デジタル化やDX推進、販路開拓、新規事業等、自社で取り組みたい事業や分野別に、補助金・助成金一覧をチェックする事ができますので、自社にあった補助事業探しに活用してみて下さい。

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